しっかりと咬み合わせをつけたマウスガード・マウスピースは下顎骨骨折の予防にも効果がある。

マウスガードを装着しても顔面外傷は起こりますが、この要因としては、マウスガードでは防ぐことができないほど大きな力が加わった場合などは別として、そもそもマウスガードに適切な咬み合わせがついていないという問題が挙げられます。
適切な咬み合わせが与えられたマウスガードを咬みしめて、外力を与えた場合の下顎骨の歪みを測定した実験では、マウスガード装着によって骨の歪みを抑えることができる!という結果が得られ、歯や唇以外の外傷予防にも効果が期待できることが示されました。
2016年6月3日